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お知らせ

Madoka Okegawa
桶川まどか

梅雨入り

2020 / 06 / 14  21:25
我が家に燕がやってきたのは去年のこと。
夫婦でせっせと立派な巣を作り、子育てが始まるかなぁと楽しみにしていた矢先…卵から孵ったばかりの雛が落ちて死んでしまっていたのです。それも数羽…
悲しい気持ちでいっぱいになりましたが、大事に庭先に埋めました。
今年も燕が様子を伺いにやってきました。
二羽の夫婦が我が家に巣を決めてくれ、卵を産み、無事に四羽の雛が卵から孵りました。一羽だけ残念ながら卵ごと落ちて亡くなっていました。
四羽の雛は毎回元気に鳴き、毎日なんかいも何回も親鳥が餌を運んで子育てが始まりました。
夜は重なり合うように家族で眠って…
親鳥は敵から雛たちを守り、一生懸命雛たちを育てていました。
私も、毎日見守るのが楽しくて、楽しくて。
…でも、ある日、雛が一羽だけになっていました…
カラスにやられてしまったようです…
一羽だけになってしまった雛…
とても寂しそうで心配そうに見えます。
親鳥もかなり動揺している様子…
それでも、親鳥は一羽の雛を見守り育ていました。
また、その数日後、我が家の愛犬が物凄い唸り声で窓の外向かって吠えはじめました。
私は、ハッとして、もしかしたらカラスか?!と慌てて外に…
…でも、間一髪…手遅れでした。
燕の雛は今年もみんな巣立つことが出来ませんでした。
悲しい気持ちでいっぱいになりました。
でも、カラスも今の時期、一生懸命子育て中。。。
子育ては、自然界では生きるか死ぬか…その戦いなんですね、
来年こそは、なんとか無事に巣立ちをしてほしいと願うばかりです。
願いを込めた燕の絵です。